欲望のありか

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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」 新規追加シーン予想

こんにちはKJです!
 
以前はアニメ映画化した「この世界の片隅に」ですが、本作に新規場面を付け足した別バージョン「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が2018年12月に公開します。
 
声優陣も変わらず、すずの声を担当した女優のんさん(本名・能年 玲奈)も「これだけ長く一つの作品と付き合うのは感激なことです。」と舞台挨拶でも喜んでいたみたいですね。
 
さて「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」ですが、本作とは全く別のストーリーというわけではなく、新規追加分を足して本作のストーリーに違った視点を入れる、という趣旨のようです。
 
さて気になる新規追加場面ですがどのようなシーンが盛り込まれるのでしょうか?
(原作ネタバレ含みます。)

新規追加シーンは?

さて公式ページには新規シーンについては下記のような記述があります。
 
主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出逢う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソードや、妹すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンといった、現行版には収録できなかった原作の魅力的なエピソードを新たに描く。
 
新規シーンについては映画では描かれなかった「二葉館」で働くの遊女リンについてのシーンが追加されるようです。
 
原作ではリンは結構重要なキャラクターです。
 
映画で描かれている人間模様は主人公すずと周作との結婚までの過程や生活においてが中心で、リンは登場場面も少なく、さして重要なキャラクターでは無かったです。
 
しかし、原作ではもっと多く登場してきますし、もう少しキャラクターとして位置づけが高いです。
 
すずとリンがやり取りしていく中で、徐々にりんと周作との過去の関係も明らかになってきます。
 
実は周作とリンは過去男女の仲だったんですね。それも遊びではなく真剣なお付き合いです。
 
過去の周作とリンの過去に男女の関係があった事実はすずを悩ませます。
 
自分の友人であるリン、また、自分には持っていないものを持っているリンが周作の過去の女だと知ったリンはとても複雑な感情だったことでしょう。
 
上記のような前回の映画では描けきれなかったすず、リン、周作の関係性が 追加シーンに盛り込まれることが予想できますね。
 
本作「この世界の片隅に」に約30分の追加シーンが加わるので恐らく概ねすず、リン、周作の三角関係は描けるのではないでしょうか。
 
 

また、前作同様主題歌、劇中歌はシンガー・ソングライターの「コトリンゴ」が手掛けます。

 

前回の映画の主題歌「悲しくてやりきれない」も映画にマッチしていて中々の名曲です。

 
12月の上映が楽しみですね。
 
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