こんにちはKJです!
皆さん武藤 将胤(むとう まさたね)さんという方はご存知でしょうか?
27歳の若さでALS(筋萎縮性側索硬化症)に患った方で、WITH ALSという一般社団法人の代表です。
元々大手広告代理店に務めていたようですが、働き盛りの20代後半でALSという病にかかり、それをきっかけに起業をしました。
ALSは一時期アイスバケツリレーキャンペーンで話題になった病ですね。
さて、そんなWITH ALSの代表を務める武藤さんが手掛ける「EYE VDJ」という活動が斬新な発想で素晴らしいと思いましたので共有させていただきます。
EYE VDJとは
「EYE VDJ(アイ・ヴイディージェー)」とは目の動きだけで音楽、映像を操り、表現を行うという概念です。
ALSを患い、身体的な障害を負った武藤さんだからこそ出てきた発想ですね。
メガネブランドのJINSが出したJINS MEME(ジンズ・ミーム)というウェアラブルデバイスを活用し、音楽、映像を目の動きだけで操ります。
映像の切り替えは視線を変えたらスライドが切り替わります。視線を変えれば音楽の切り替えも可能です。
何が凄いかってJINSの技術を使い「通常は別々の人が行う映像操作と音楽機材操作を目の動きだけで同時に行う」というアイデアです。
身体的なハンデを背負ったからこそ生まれた発想ですが、このアイデアによってあらゆるシーンに活用できるアイデアと言えるでしょう。
身体的に自由が利かない障がい者や高齢者はもちろんですが、表現者にとっては表現の幅も広がります。
今まで手作業でやっていたことを目で行えるわけですから。
また、ビジネスシーンでも作業の効率化をできる場面だっていくらでもあることでしょう。
さて、そんな武藤 将胤さんですが2020年の東京パラリンピックの開会式出場を目指しているようです。
これからの武藤さんの活動を応援していきたいですね。
本も出版していますので興味がある方は手に取ってみて下さい!