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欲望のありか

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コフートに学ぶ相手の「自己愛」を満たす三つの方法

こんにちはKJです!
 
人と会うときには「自分と相手は何を求めているか」を考えたうえで会うと面白いという記事を書きました。
 
 
「相手と自分が何を求めてその人と会うのか」を考えるヒントになるのがコフートが説く「共感理論」です。
 
ハインツ・コフートはアメリカで人気のある精神分析理論の創始者であり、人間の根源的欲求である「自己愛」を満たす3つのパターンを挙げています。
 
人間の自己愛や承認欲求を満たす3つのパターンを意識してみると、相手が自分に何を求めているのかをつかむヒントになるでしょう。
 
また、自分自信が人と会うときに何を求めているのかということを知るきっかけにもなります。
 
相手の心理的ニーズをつかむ、また、自分は相手に何を求めているのかを把握することは良好な人間関係構築にもビジネスにも役立つ話なので知っておいて損は無いですね。

コフートに学ぶ相手の「自己愛」の満たす三つのパターン

「鏡」~相手のことを褒める~

1つは相手のことをほめ続けることです。
 
コフートは自己愛を満たす要素の一つを「鏡」と表現しています。
 
鏡とは自分が相手の鏡になることを指します。
 
相手に関心を持ち、注目して、相手が頑張っているときに褒めてあげることで相手の自己愛を満たすことができます。
 
ビジネス書や恋愛マニュアル本でも良く「相手を褒めろ」と書かれていますよね。
 
褒めちぎって相手の自己愛を満たすことで、その人から気に入られるからです。
 
ただし上辺のお世辞だけでは逆効果になってしまうケースもあります。
本当に大事なことは相手に関心を持ったうえで素直に褒めることです。
 
これはカーネギー氏も「人を動かす」で説いていましたね。

「理想化」~落ち込んでいる時に慰める~

2つ目は、落ち込んでいるときや心細いときに「私がいるから大丈夫だよ」と言ってあげることです。
 
コフートは「理想化」という表現をしております。
 
苦しい時に生き方のヒントを与えてくれる人、自分のことを支えてくれるような人と会うことで安心感を得ることができます。

「双子」 自分と同じだと思わせる~

最後は「この人と自分は同じ価値観(世界)の人間だ」と思わせること。
 
コフートは「双子」という表現をしています。
 
褒めても「お世辞ばっか言いやがって!」だと思う人や、「私がついているから」と言われても「他人事だからそんなことを言えるんだ!」と反感を持つ人も中にはいるでしょう。
 
こうした人たちには「双子」のように「この人は自分と同じ世界(価値観)の人間だ」と思わせることができれば、相手の自己愛を満たすことができます。

自分がどの役周りかを見抜く

コフートが主張する3つの「自己愛」を満たすパターンを挙げましたが、これを自分が普段接する人との関係に当てはめてみるといろいろ発見があるはずです。
 
誰しも家族、友人、恋人、会社の上司・後輩、それぞれ自分が一貫して同じ態度を取ることは無いでしょう。
 
相手の立場や人柄によって自分の立ち振る舞いは異なるはずです。
 
友人を褒めたりすることはなくても、会社の上司だったらお世辞を言ったり褒めることがあるかもしれません。
 
上司が辛そうなときには何もできなくても、恋人に対しては辛い時には相手を思いやって支えてあげるような態度を取るかもしれません。
 
それは相手との居心地の良い距離感を感じ取り、自分の立ち位置をわきまえているからこそ自然と態度も使い分けているのだと思います。
 
更にコフートが述べる3つの「自己愛」を満たす方法を意識していると、より相手の欲求を満たすような行動、言動を選択できます。
 
また、自分が一緒にいる人に対しても「自分が相手に何を求めているか」も理解できます。
 
相手の求めていることを把握する、また自分が相手に求めていることを把握することは良好な人間関係を維持していくうえで役に立つでしょう。

まとめ

人と交流していくうえで、「相手が自分に何を求めているか」ということは普段意識しないことかもしれません。
 
しかし良好な人間関係を築いていくうえで相手のニーズを把握し、自分がどのような態度で接していくべきかを意識することはとても重要なことです。
 
皆さんもコフートの説く「自己愛」の満たし方を意識すると、より相手のためになるような態度を取ることができることでしょう。
また、自分が相手に求めていることを把握すると良好な人間関係を築きやすいです。