こんにちはKJです!
最近バスに乗っていてすぐ近くに座っている小学生くらいの女の子とその子のおばあちゃんらしき人の会話が印象的で考えさせらました。
人が緊張してしまう場面ではこういった考え方もあるのかと’。
「他人を虫けらだと思いなさい」
バスに乗車していた小学校低学年くらいの女の事その子のおばあちゃんらしき女の事がわいわい会話していました。
会話聞いていると女の子は近々学校の行事で大勢の前でスピーチをしなければならないようです。
女の子:「みんなの前でお話するのすごい緊張するなー」
おばあちゃん:「緊張なんてする必要ないわよ。他人の事なんて虫けらだと思いなさい。」
、、、小さい女の子に中々パンチの効いた発言をするではないか、と少し驚いた僕ですが悪くないセリフですね。
良く他人の目を気にせずにはいられない、という人もいますが、そういう人にするアドバイスとして「人はじゃがいもだと思いなさい」とかは僕も聞いたことはあります。
「他人を○○だと思いなさい」は地方ルール的な感じで人それぞれ違う例え方でアドバイスをした人や受けた人はいるかと思いますが「虫けら」は僕も初めて聞きましたね。
緊張しないためには開き直りと周到な準備が必要
虫けらは中々とげのある例えですが、他人の目を気にせず開き直るという意味では良い自己暗示である気がします。
虫けらの前でスピーチをして失敗したところで相手は虫けらなので恥ずかしくもなければ失敗しても後悔も無いですよね。
また、失敗したくないと恐れている人は逆に失敗してやろうと思うくらいの気持ちで望むとかえっていい結果を生むでしょう。
虫けらの前なんだから別に失敗しても問題ないじゃん、くらいのテンションいいんです。
実際に「夜と霧」の著者で心理学者でもあるビクターフランクルが創始者である「ロゴセラピー」という心理学の治療法の一つに、いわゆる「開き直り」が推奨されている’わけです。(「逆説思考」と言われております。)
後は緊張しないためにはひたすら努力することですかね。
僕も上司なんかは大勢の前でスピーチする機会があった時は100回くらいは話す内容を繰り返し話したと言っていました。
それくらいやれば「自分はこれだけやったんだ」という自信にもつながりますし逆に「これだけやって失敗するならしょうがないじゃん」とこれまた開き直れるわけです。
女の子とおばあちゃんの会話を聞いて、僕も緊張してしょうがないときは他人を虫けらだと思うようにするか、と思いました。