こんにちはKJです!
今回は「1分間顧客サービス」 の読書レビューです。
星野リゾート 星野佳路社長が推薦していたと何かの記事で目にしたのでAmazonでポチってみました。
2時間くらいでサクッとライトに読める本でした。小説仕立てで「夢をかなえるゾウ」似た構成の本です。
ありふれた内容ではありますがビジネスマンにとって持つべき姿勢を書いている本ですね。
「1分間顧客サービス」にて印象に残った点について共有します。
顧客のビジョンは自分のビジョンがあってこそ意味がある
本書で一番印象に残った点は「顧客のビジョンは自分のビジョンがあってこそ意味がある」という点です。
顧客が何を望んでいるか、を第一に考えるという要素もビジネスには大事ですが、何よりもまず自分が何を望むか決めろ、ということを言っています。
顧客の望んでいることを発見してもそれは顧客のニーズのごく一部です。
発見した望みを満たすことが顧客の満足度を大きく向上させることにつながるかと言ったらそうではないです。
その他の自分では発見できていない顧客の望みは自分の持つビジョンを通して埋めなければいけないです。
また、時には顧客の望みを叶えられない場面や他で埋めてもらうべき場面もあるでしょう。
顧客のビジョンをすべて自分が満たすのは困難なわけです。
したがってまずは自分のビジョンをはっきりとさせたうえで、顧客のビジョンを満たしていくべきです。
顧客望みは自分のビジョンに含まれない、またベストな形で満たすことができないのであれば時には断ることが自分にとっても相手にとっても幸せです。
これは共感できますよね。僕らも何でもかんでもお客さんの言うことを聞いて対応しようと思ってもどうしても不得手なことが出てくるはずです。
僕もお客さんに聞かれたことは自分が苦手だったり、「はたしてこれ俺がやることか?」と疑問に思う事もやってしましがちです。
しかし、そういった場合はちゃんと相手のため、自分のためを思って断ることが大事ですよね。
そういった判断を適切にするためにもまずは自分のビジョンを持たなければならないですね。
また、自分のビジョンは細部までイメージができるようにしましょう。
イメージはできる限り具体的であるほど良いといろいろな本で目にしますね。
イメージが鮮明で具体的なほど、自分が何をすべきかが分かり、行動に移せます。
自分が何を望むのか決定し、できる限りイメージを具体化していくことが相手の満足度向上にもつながるんですね。
まずは自分の欲望をできる限りの想像を働かせてイメージしなければと思わされた今日この頃でした。