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マンション管理組合の「総会」とは~不動産投資にて~

こんにちはKJです!
 
僕は区分マンションを保有しているのですが、先日マンションの管理会社から「定期総会」の議事録が送付されてきました。
 
「そもそも定期総会ってなんだ?」ってところから始まりましたが、議事を読むと結構勉強になりますね。
 
さて、今回はマンション管理における総会とは何か、また総会ではどんなことが話されているのかについて共有します。

マンション管理組合の総会とは

マンション管理組合で何か決め事をするときは、区分マンション所有者である組合員が集まる「総会」をもって行ないます。
 
総会は2種類あり、年一回必ず開催しなくてはならない「通常総会」と、任意開催の「臨時総会」があります。
 
通常総会については、毎年1回新会計年度開始以後2ケ月、もしくは3ヵ月以内に招集しなければなりません。
 
会計年度開始から総会招集までの期間については組合によって2ヵ月か3ヵ月か違うようですね。
例えば私が保有している区分マンションの会計年度は6月~翌年5月ですが総会が開催されたのが8月だったので、会計年度開始から総会招集までの期間は「3ヵ月以内」としています。
 
臨時総会については、理事会の決議を経て、いつでも召集することができます。
理事会とは業務を執行機関で、具体的な管理業務を行う機関になります。
 
私宛に送付されてきた議事録は年に1回開催されている「通常総会」でした。
 
総会については出席組合員数、委任状の提出数、議決権行使書提出数が総組合員数の過半数以上であれば開催できるようです。
(要は組合員数のうち、総会の開催にあたって何のレスポンスも無い人が半分以下だったら総会を開いてOKということです。)
 
総会の進行を行う議長については管理会社から選出されることが多いようですね。

総会にて話される内容

総会では、マンションの管理に関わる「収支決算報告と事業報告の承認」が行われることがメインの目的になります。
 
もちろん話される事項は管理組合によって微妙に違ったり、他にも議題があるでしょうが、管理にあたっての「お金周り」と「管理会社の事業」が焦点になるのは間違いないでしょう。
 
例えば、「ゴミ置き場屋根の改修は見積の根拠はどのようなものか?」「管理委託の費用が高いか安いか判断できない。」等の質問だったり指摘があれば、管理会社はその場で質問に対する回答を行ったり、「後日費用の明細を送付する」等の対応を行います。
 
後は直近で管理会社、または組合員が気になった留意すべき点についても話されるようですね。
(出席者が少ないから区分所有者の名簿を整理すべき、とか防犯強化をしたほうが良さそうとか。)

まとめ

今回はマンション管理会社、また組合員交えて開かれる「総会」について書きました。
 
議事録を読んで気づいた点は、マンション管理会社には単純に日々の雑業務や管理作業を行うだけでなく、「収益化」を考えた事業を行う事も求められている、という事です。
 
例えば、携帯電話用のアンテナ基地局を屋上に設置してキャリアから賃料収入を得ている、といったことも行っていたりしています。(あとは自動販売機や駐車場を設置して収益を得たりとか。)
 
それで収益が想定していたより見込めなかったりすると撤退する承認だったりも総会で行われます。
 
また、修繕費や工事費の金額も組合に納得してもらえる説明を行うために、各社から相見積もりを取ったりもして適切な業者を選定するわけです。
 
マンション管理会社は単純な「管理」だけでなく、健全にマンションを運営していくために収益化、原価低減図る「経営」の力も求められるんですね
 
不動産投資を行っているといろいろ勉強になる事が多いですね。
 
不動産投資は始めてみたら発見が多いのでぜひ興味がある方は気軽に不動産投資について業者に相談なり質問してみましょう。