欲望のありか

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僕が1日で読み終えてしまったほど熱中したミステリー小説3選

こんにちはKJです!
 
僕は小説はあまりジャンルを気にせず、有名だったり面白そうなものを読むようにしています。
たまにミステリー小説も読むことがあるのですが、今回は僕が1日で読み上げたミステリー小説を3つ紹介します!
 
多分ミステリー小説好きの人にとってはベタでしょうが、ミステリーをあまり読んでない人にはぜひ読んでいただきたいです。
 
僕もそんなにミステリーが大好きというわけでは無いですが、これらの作品は熱中してどんどん先が読みたくなる面白さがあり、楽しめました。

ハサミ男

「ハサミ男」は2チャンネルでやたらお勧めされていた本で読んでみましたが、読み進めると続きがすごく気になってしまい5時間くらいで読み上げた記憶があります。
 
僕は映画にしても、本にしてもサスペンスは「どんでん返し」系のストーリーが一番好きなのですが、この作品もどんでん返しにパンチが効いてて良かったです。
 
オチが分かってから本を読み返してみると様々な伏線が張られていることに気づかされます。巧妙な伏線の張り方ですね。
 
気づく人は読んでる途中で気づいてしまうかもしれないですが、僕は見事に騙されました。笑
 

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 
 

向日葵の咲かない夏

「向日葵の咲かない夏」もミステリーで気持ちがどんよりするという前評判がありましたが、実際読後は何とも言えない陰鬱感がありました。
 
こちらも「ドンでん返し」系ですね。ただ、その「ドンでん返し」感に陰鬱感があるというか不気味さがあるというか。世界観も狂気じみてて、後味悪い系なので好き嫌いが別れると思いますが僕は結構好きでした。
 
後味悪い系もドンでん返し系と同じくらい好きなんですよね。笑
 

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
 

クラインの壺

この「クラインの壺」も2チャンネルで誰かが勧めてるのを見て読んで見ました。前者2作品と比べドンでん返し要素はあまり無く、読後感の衝撃はそんなに無かったですが、
スピード感ある展開がテンポよく読書を進めさせてくれます。
 
また、リアルとバーチャル空間の行き来をするという世界観がベタではありますが、僕は結構好きです。こういうわくわく感がある設定は僕の少年心を揺さぶります。笑
 
どちらがリアル空間でどちらがバーチャル空間なのか、ということを考えさせながら進んでいくストーリーはこっちも引き込まれてしまいします。
 
これを読んで映画の「インセプション」を思い出しました。

現実も真実も崩れ去る最後で最恐の大傑作。200万円で、ゲームブックの原作を謎の企業「イプシロン・プロジェクト」に売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーとして仮想現実の世界に入り込む。岡嶋二人の最終作かつ超名作。そのIT環境の先見性だけでも、刊行年1989年という事実に驚愕するはず。映画『トータル・リコール』の前に描かれた、恐るべきヴァーチャルワールド!
 

まとめ

やはりサスペンスはドンでん返し要素があるものが好きです。ずっと騙され続けて、タネ明かしされた後の「うわーやられた!」感がすごい心地良いです。
僕はサスペンスは本よりは映画の方を好んで見ますが、本でどんでん返しを体験するのもいいもんですね。
 
もし皆さんも面白かったサスペンスなどあれば教えてください!(本でも映画でも)